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特別展について

特別展

 一階の展示室では、化石・陶磁器などジャンルを問わず、さまざまな展示会が行われています。

 ここは、一般の収集家や研究者の方の長年の成果を発表する場となっていて、4カ月ごとに色々な展示会を行っています。

運営方針(昭和45年 荒木集成館開館記念展パンフレットから)

 社会人の中には趣味の段階を越えた尊い研究に余暇の善用に励げんでおられる方々の多い事を私の人生を通して見てまいりました。これらの尊い研究が、そのまゝ埋もれてしまうと云う事はないであろうが、世の人々に紹介されないまゝにじっと待っている事は確かである。例えば考古学遺跡の遺物が発見、発掘されるのを待っているのと同じように。私は熱田図書館で個展を開いて戴いた感謝を捧げると共に、この喜びを次の世代の人々にたとえ小さくとも贈ってあげたいと願うからである。名付けて「人間発掘」と。

 集成館は私立(現在は公益財団法人)です。見学者の皆さんが営運の鍵を握っています。見学者であり協力者であり展示者であって戴くようお願い申します。’71年よりは一般杜会人の研究家に、この展示室を交代で提供し、社会教育に貢献致したく願っています。

 社会科学、自然科学の研究コレクションをしておられる方々の発表、展示にご利用下さるようお待ちしております。

絵馬からみた日本の歴史と伝統 中島克人 平成30年9月7日〜12月9日

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全国の絵馬約350点大集合

 出張で全国各地を飛び回っていた三十年ほど前、空き時間を利用し、古くから「日向の眼の神様」として知られる宮崎市の生目神社に立ち寄った。そこで何気なく購入した絵馬を自宅の壁に掛けて眺めるうちに、その魅力に引き込まれていった。以来、出張のたびに行き先にある神社で絵馬を買い求めるようになり、定年後には三百枚を超える絵馬が壁を埋め尽くした。年齢を重ねた今、自分が健康なうちに、集めた絵馬を地域の皆さんにもご覧いただこうと、今回の展示会を開催する運びとなった。

 絵馬は生きた馬を寺社に奉納する慣習が起源とされ、多くが五角形をしているのも馬小屋の名残とか。

 一般的には横長の五角形が知られているが、浅間大社の正五角形、武田神社の菱型、身曽岐神社の丸形、気比神社やお初天神の鳥居形、金崎宮の塩袋形、貴船神社の屋根付きと形状も様々だ。素材も木材だけでなく、飛騨高山の紙や大覚寺の合紙などがあり、中には有田皿山宗廟八幡宮の有田焼陶板といったものも存在する。

干支にちなんだ馬以外の動物が描かれた絵柄も多いが、三本足の八咫烏(やたがらす)のような「変わり種」もあるのが絵馬の面白いところ。この絵馬を置く日進市の白山宮足王社は「足の神様」が祀られ、近年はサッカーファンも訪れる。今回の展示では、サッカー日本代表のシンボルに採用された八咫烏の「必勝祈願」の絵馬も紹介。

 他に、シーラカンスのような魚(興福寺)、桃太郎と鬼(桃太郎神社)、恵比寿と大黒(砥鹿神社神社)、天狗(小御嶽神社)など、全国の個性豊かな絵馬を展示する。また、「安珍清姫伝説」の舞台となった和歌山県・道成寺の絵馬には清姫が美しく描かれており、芸術品としても鑑賞できる。こうした奥深い絵馬の世界から、ご来場の皆さんにとっても新しい発見があることを願う。

過去の開催記録

No展示会名展示者開催日
230絵馬からみた日本の歴史と伝統〜全国の絵馬約350点大集合〜中島克人2018.9.7〜12.9
229福原稔・第6回切手展福原稔2018.5.11〜8.5
228東海化石展 マダガスカルの自然東海化石研究会2018.1.12〜4.8
227戦後尾張の茶碗展 大石浩士コレクション大石浩士2017.9.3〜12.3
226幸せを呼ぶ福助展鈴木照夫2017.5.7〜8.6
225県の化石(日本地質学会が選考した県の石から)東海化石研究会2017.1.13〜4.9
224貧乏徳利展鈴木照夫・淡河俊之2016.9.9〜12.4
223福原稔・第5回切手展〜公園切手 併設 弁当包紙・箸袋展福原稔2016.5.6〜8.7
222レプリカ(化石模型)の世界東海化石研究会2016.1.15〜4.10
221吟月窯・鈴木照夫作陶展 土と灰釉を楽しむ〜100碗と狛犬・シーサーたち〜鈴木照夫2015.9.11〜12.6
220模型で楽しむ山車 節句の飾り物下地好孝・小倉勝美2015.5.8〜8.9
219中央構造線に伴う化石たち東海化石研究会2015.1.16〜4.5
218福原稔 第4回切手展 年賀切手福原稔2014.9.12〜12.7
217北伊勢山中学校生物クラブOB コレクション展藤正彦ほか2014.5.9〜8.3
216北海道とアンモナイト川辺伸一2014.1.17〜4.6
215犬山焼徳利 百撰展土田晃司2013.9.13〜12.8
214文房四宝展一ノ瀬芳翆2013.5.10〜8.4
213東北の化石東海化石研究会 水野吉昭2013.1.12〜4.14
212銅鏡・日本と中国の鏡 杉村美行収集品杉村美行2012.9.7〜12.9
211近代の藍染・蕎麦猪口(そばちょく)荒木集成館理事長・荒木正直2012.5.11〜8.5
210おまけフィギュアと化石の世界東海化石研究会 水野吉昭2012.1.14〜4.8
209楽しいミニカーの世界荒木正直 ほか2011.9.9〜12.11
208竹内睦・茶陶収集展竹内睦2011.5.7〜8.7
207ジュラ紀のアンモナイト展東海化石研究会2011.1.8〜4.10
206福原稔 第3回切手展 〜1960−70年代の切手〜福原稔2010.9.10〜12.12
205近代尾張の茶碗展 大石浩士コレクション大石浩士2010.5.7〜8.8
204知多半島の深海生物化石東海化石研究会展2010.1.15〜4.11
203お宝コレクション展辰巳・井上・白井・小倉・下地夫妻2009.9.11〜12.13
202美しい世界の貝・共生する貝 名古屋貝類談話会天野正晴・田中利雄2009.8.14〜8.30
201東海道の宿場「鳴海」の古今〜記者の目で見つけた地元の歴史〜淡河俊之2009.5.8〜8.9
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