Araki Syuseikan Museum | 〒468-0014 名古屋市天白区中平5-616 |
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未知なる冒険へと誘われ、私たちは内モンゴルの大地で、世紀の化石ハンター、ロイ・チャップマン・アンドリュースの冒険の足跡を追いました。この展示会では、その旅を通して得た感動、発見、そして学びを、臨場感あるエピソードと共に皆様にお届けします。
最初に訪れたのは内モンゴルです。風に舞う砂の中、アンドリュースが化石を求めて歩いた大地に立ちました。私たちは砂漠でのテント生活を体験し、夜空に広がる星々の下で大自然と一体となりました。この場所での化石採集は、単なる学術的な行為ではなく、地球の歴史との対話でもありました。ここで感じた驚異の一部を、皆様にお伝えしたいと思います。
内モンゴルだけでなく、中国全体に広がる多様な地域でも化石の採集を行いました。雲南省澄江では、生命大爆発直後のカンブリア紀の謎めいた生命の痕跡と触れ合いました。
古代の海が織り成す神秘的な世界が、展示を通してリアルに感じられるでしょう。
雲南省禄豊では、何体もの巨大な恐竜の骨が折り重なって地下から見つかり、恐竜時代の驚異的な歴史を語っています。これらの標本は、中国の地が育んだ奇跡の一端を描き出しています。
冒険は単なる発見だけでなく、その舞台裏にもドラマがあります。調査用に作られた屋外テントでの生活、熱波や強風にさらされながらの発掘作業、そして化石発見の瞬間。これら一つ一つのエピソードが、化石ハンターの視点から見た冒険のリアリテイを広げます。
この展示会では、中国の古代から現代までを網羅する幅広い視点から、化石ハンターとしての冒険の真髄を伝えたいと思っています。未知の冒険が広がり、中国の古代奇跡が新たな扉を開ける瞬間を感じ、味わっていただくことが、この展示会の真の魅力です。
さあ皆さん、一緒に古代の奇跡への冒険に出かけましょう。
荒木集成館は、集成館という名があらわすように、考古を中心としたあらゆる収集品(コレクション)を展示・紹介する博物館です。 1952(昭和27年)、中学教師だった荒木實は、生徒の拾った一片の土器をきっかけに考古学の研究をはじめました。そして多くの遺跡の発掘調査に参加し研究を続け、1970(昭和45)年10月31日、名古屋市千種区に自らの力でミニ博物館「荒木集成館」を設立しました。 その後、1978(昭和53)年12月14日、天白区に財団法人荒木集成館として移転。そして平成25年12月3日付けで荒木集成館は「財団法人」から「公益財団法人」になりました。 二階の常設展示室では、土器や石器などの考古資料を時代ごとに展示しています。特に荒木自身が発掘・調査研究を行ってきた「東山古窯址群」と呼ばれている昭和区・千種区・天白区の遺跡からの出土品が、展示の中核となっています。 一階の展示室では、化石・陶磁器などジャンルを問わず、さまざまな展示会が行われています。ここは、一般の収集家や研究者の方々の長年の成果を発表する場となっています。当館が収蔵する江戸時代から昭和にかけて数多く焼かれていた名古屋のやきもの展示も定期的に行っています。 |
化石ハンターの冒険:中国の古代奇跡への足跡
— 荒木集成館 (@arakishuseikan) January 26, 2025
林常喜(東海化石研究会)
令和7年1月11日(土)~4月6日(日)
#荒木集成館 pic.twitter.com/R7AIoAzqVE
化石ハンターの冒険:中国の古代奇跡への足跡
— 荒木集成館 (@arakishuseikan) January 26, 2025
林常喜(東海化石研究会)
令和7年1月11日(土)~4月6日(日)
#荒木集成館 pic.twitter.com/XSN8CPzIkO