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タイトル

 東海道の宿場「鳴海」の古今〜記者の目で見つけた地元の歴史〜

開催期間

 2009年(平成21年)5月8日〜8月9日

主催者

 淡河俊之 (おうごとしゆき)

 ブログ:みどりの歴史

はじめに

 成海・奈留美とも書かれる鳴海は、東海道の宿場として栄え、絞でも名を知られた街。古くから人々が暮らした足跡が遺跡として残っています。正倉院に伝わる文書にも登場するなど、古代からの歴史が今日も連綿と息づいています。

 これまで集めてきた版画や出土品などの資料を展示。魅力ある「鳴海」の古今を取材した新聞記事とともに紹介します。

鳴海の歴史

プロフィール

鳴海の歴史

 淡河俊之 おうごとしゆき 64歳

 元新聞記者。昭和52年から57年まで月1回の別刷り「みどり」に「名所ある記」の連載をはじめたのが歴史に惹かれるきっかけです。東海3県の各地を取材しましたが、鳴海は遺跡・史跡も多く、歴史に興味を持たせてくれました。開発で街は様変わりしていますが、先人の残した大切な歴史を伝え、残したいと思います。

展示品目録

鳴海の歴史
1東海道行列東海道  広重 51葵紋入り萩山焼茶碗
2東海道四十一・五十三次之内 広重 52火薬入れ(火縄銃用)
3東海道五十三次  広重 53小田原提灯  携帯用小田原甚左衛門考案
4東海道五十三次四十一  重宣 54菓子木型
5五十三次・人物東海道  広重 55蝋燭立て
6東海道五拾三次・狂歌入  広重 56東海道五十三次滑稽道中壽語録
7東海道・鳴海(行列東海道) 国綱 57矢立  筆記具  紙切りナイフ付
8東海道五十三次・豆版 58折りたたみ式旅枕
9大日本物産図絵  広重 59おみくじ真鍮製
10東海道五十三次之内役者見立東海道  豊国 60火打ち石・火打ち金
11東海道五十三次之内・美人東海道  国貞 61煙管・煙草入れ
12隻筆五十三次  豊国・広重 62早道  帯に挟む小物入れ
13東海道中膝栗毛彌次馬  芳幾 63銭  一分金・二朱金など
14東海道五拾三駅  立祥 64携帯用蝋燭立て  懐中燭台
15東海道之内地鯉鮒有松之景(行列東海道) 国周 65太平洋武将年代重宝記 道中案内図
16東海道五十三次の内役者  豊国 66一円銀貨
17今川義元桶狭間大合戦之図  年英 67方位磁石
18東海道五十三對・鳴海  豊国 68印籠
19書画五十三駅  重清 69東海道木曽路年玉道中記大成
20鳴海流王香広告 70提携施設のガイドブック(旅行用)
21東海道桶狭間之勝景  貞秀 71なるみ焼大茶碗・茶碗
22鳴海  重信 72行灯
23江都錦今様国尽  国芳 73火熨斗
24東海道・宿場間  豊国 74貧乏徳利  ナルミ相原町
25五十三次名所図絵  広重 75濃尾大地震記録図  測候所記録
26桶狭間大合戦之図  芳年 76藩札
27燿武八景鳴海夜雨  国芳 77鳴海伏見屋での自殺書き置き
28桶狭間合戦稲川義元朝臣陳歿之図  芳年 78
29東海道名所之内・桶狭間(行列東海道) 艶長 79武士訓(1・2・3・4冊)  和綴本
30錦絵新聞・東京日々新聞第1号  芳幾 80名古屋汎太平洋博覧会 見取図・冊子・絵葉書
31東京日々新聞(毎日新聞の前身)第1号木版刷り 81足軽甲冑(備具足)
32桶狭間合戦之図  周延 82鳴海代官所建物柱
33尾州桶狭間合戦  豊宣 83陣笠
34桶狭間合戦之図  芳虎 84弁当箱  携帯重箱
35桶狭間前田犬千代軍功  延一 85弁当箱  曲物
36新撰太閤記  豊宣 86薙刀
37忠臣蔵  絞着物姿役者絵  国周 87槍(家紋入り)
38弥生土器 88薬箱  くすり
39土垂 89武家提灯  婚礼などで使用
40山茶碗・断片 90船徳利
41須恵器・杯・蓋 91山海道中記
42木桶 天保二年墨書 92尾張国全図
43日本刀(栫え) 特別貴重小道具 93天保十二年鳴海村絵図
44行器(ほかい) 携帯用食物入れ 94絞り製品  浴衣・洋服・朱印帳・お守
45脇指(拵え) 95幼学綱要(明治12年3冊) 和綴本
46銭箱(鍵付)  慶応四年墨書 96愛知郡史談(成海神社他記載) 和綴本
47土人形 97古今西方往生記(鳴海泉谷堂) 和綴本
48高札 98鳴海球場入場券  招待券
49第1回国勢調査 硯箱セット・絵葉書 99なるみ荘分譲地区割図  分譲広報ポスター
50辞書 100鳴海名所八景和歌  絵地図
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