Araki Syuseikan Museum | 〒468-0014 名古屋市天白区中平5-616 |
書道家が愛用の硯・水滴・筆・文鎮などのほか、江戸時代の矢立・手紙文手本といった書道に関係ある資料を展示し、日ごろの活動も紹介します。
メモ
文房四宝とは、文字を書き残すための筆・紙・墨・硯を「文房四宝」と呼び、四つの宝として古くから大切にされてきました。
筆は空海(弘法大師)が中国で学び、帰国して奈良の人々に伝えたのが始まりとされています。
紙は延長9(927)年に完成した『延喜式』に17歳から20歳の男子が納められる税として記載されています。
墨は『日本書紀』に、飛鳥時代(609)年に高句麗の僧曇徴が日本に伝えたとされます。
硯は6世紀末に生産が始まり11世紀に石硯の生産が始まるまで、猿投窯などでつくられました。
荒木集成館