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展示説明会のお知らせ
平成30年1月28日(日)午後1時30分から説明会開催
マダガスカルの自然
平成30年1月12日〜4月8日(金・土・日開館展示)
水野吉明(東海化石研究会)
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「東海化石展 マダガスカルの自然」展にようこそ

 マダガスカル島は独特の生物相で知られています。原始的なキツネザルの仲間や、他では見られない植物バオバブの木が有名です。マダガスカル島の自然を化石と写真で紹介します。

 アフリカ大陸の東のインド洋に浮かぶ世界第四位の島、マダガスカル島は日本の1.6倍の面積を持つ大きな島です。先般機会がありこの島を訪れ、この島特有の動物や植物に魅了されました。多くのキツネザルのなかま、独特な形をしたバオバブの木などを紹介します。

 マダガスカル島は赤道より南に位置し、南緯ll度57分から25度35分にかけて広がっています。古生代に巨大大陸ゴンドワナ大陸を構成していた島で、ジュラ紀の約1億6千万年前にインド・セイシェル・マダガスカルがゴンドワナから別れ、その後の白亜紀の約8千5百年前にインド・セイシェルが離れたとされていますし現在生息する哺乳類はアフリカ大陸から渡ってきたとされていますが、その方法はいまだ議論が続いています。

 サルの仲問は原猿類のキツネザルの仲間やシファカの仲間が有名です。その中でもワオキツネザルはマダガスカルを象徴するサルとして知られています。地上を移動するときに横跳びするベローシファカもその行動で有名です。カメレオンも数種類生息していて、最大の種がパーソンカメレオンで今回観察することができました。植物では、バオバブの木が有名で、マダガスカル島に6種。アフリカ大陸とオーストラリア大陸にそれぞれ1種ずつが分布していて、マダガスカル島が生息の中心と考えられています。

 また、マダガスカルからは多くの化石が産出していて、特にジュラ紀から自亜紀にかけてのアンモナイトが市場に多く出回っています。

荒木集成館の概要 〜地元の歴史・文化がわかるコレクション館〜

荒木集成館

 荒木集成館は、集成館という名があらわすように、考古を中心としたあらゆる収集品(コレクション)を展示・紹介する博物館です。

 1952(昭和27年)、中学教師だった荒木実は、生徒の拾った一片の土器をきっかけに考古学の研究をはじめました。そして多くの遺跡の発掘調査に参加し研究を続け、1970(昭和45)年10月31日、名古屋市千種区に自らの力でミニ博物館「荒木集成館」を設立しました。

 その後、1978(昭和53)年12月14日、天白区に財団法人荒木集成館として移転。そして平成25年12月3日付けで荒木集成館は「財団法人」から「公益財団法人」になりました。

 二階の常設展示室では、土器や石器などの考古資料を時代ごとに展示しています。特に荒木自身が発掘・調査研究を行ってきた「東山古窯址群」と呼ばれている昭和区・千種区・天白区の遺跡からの出土品が、展示の中核となっています。

 一階の展示室では、化石・陶磁器などジャンルを問わず、さまざまな展示会が行われています。ここは、一般の収集家や研究者の方々の長年の成果を発表する場となっています。当館が収蔵する江戸時代から昭和にかけて数多く焼かれていた名古屋のやきもの展示も定期的に行っています。